板金修理は「職人技」
高校卒業後、自動車整備工場や板金修理工場で10年の修行を積み、2008年に独立しました。
自動車のボディを直す板金修理は一種の職人技です。へこんだ部分の力のかかり方を見極めて、温めたり、違う部分を押したり引いたり叩いたりして元の形状に戻します。必要な部分にはパテで整形して、その上に塗装を行います。
変形した物を元の形に近づけるため、三次元での形の把握能力が必要です。塗装の段階では50色以上のベースの塗料を混ぜて、実車の色にできるだけ近づけます。
この整形する能力と色を判別する能力の2つが合わさって初めてちゃんとした板金修理ができるのです。
お客様の喜ぶ姿が原動力です!
車に関る仕事には、新車・中古車販売や車検、メンテナンス、修理、カスタム、買取などいろいろあるんですが、僕は板金が一番面白いと思うんですよね。
ぼこっとへこんだり、がりっとキズのいったボディが、ありとあらゆる技術で(多くの場合)修理したとわからないぐらいピカピカに戻せます。
職人で綺麗に直すこと自体がおもしろいのですが、何より修理に出したとき「これ、直りますかね・・・」と不安そうだったお客さんが「こんなに綺麗になるんですね!頼んでよかった!」と嬉しそうに言ってくださる瞬間。
”あぁ板金修理屋やっててよかったなぁ”って心から思います。